今回は、1D-LSDの話を書いていきます。
2023年の11月に購入したものを最近実際に使ってみました。
※2024年2月19日からは販売が禁止されているので、もう入手はできません。
使用・所持は2024年4月5日時点でまだ合法です。
使うにあたって注意事項があり、独学で調べた内容をまとめました。先人の知恵に感謝です。
【注意事項】
・外で使わないこと。他人に迷惑をかけてはいけないので外出厳禁。
・初めての場合は少量で使う。
・12時間断食し、セッティングして、朝に服用。舌の下に含んで20分以上転がす。
・楽しい音楽を流しておくと吉。
・御守りとしてマイスリー(眠剤)を用意。
保管：光に当ててはいけない。冷暗所で保管。
致死量：10000μg
【バッド対処法】
・水をたくさん飲む。
・人と話す。
・砂糖を摂る。
・寝る。
・好きな音楽を聴く。
・良い香りを嗅ぐ。
・ポジティブな言葉を使う。
・マイスリー(眠剤)を服用。これは最終手段。
使いながら、気付いたことや考えたことを記録してみました。
記録は以下の通り。
前日に断食。
4時50分 摂取。0.5枚(75μg)を30分ほど含んで飲み込む。（本当は飲み込まない方がいいと思う）。
6時40分 黒色のジャージを着てたら、太もものジャージのシワが虹色に見え始めた。周りのものが横長に広がったり、縮んだりする感覚に入る。ずーっと耳鳴りが鳴ってる。
7時 朝食。ご飯、味噌汁、サバ缶。鯖の味噌煮の缶詰が不味かった。
8時 スマホで映画『インターステラー』を視聴し始める。
鏡で自分の目を見ると、瞳孔が開いた状態になっている。
部屋の壁や自分の手など、いろんな場所に虹が見え始める。特に白い部分に虹が浮かびやすい。
勝手に笑ってしまう。
ふとした時に世界が冷静に見える。意識すれば冷静に戻れる。
スマホの画面に映ってる文字が歪んで見える。大きく拡大されたり、揺れてたりする。黒色の文字も虹色に見える。
朝食のサバ缶が不味かったのを感じて、一つ考えたことがある。
スティーブ・ジョブズは若き頃にLSDを経験していたそうで、また、特定の果物や野菜しか食べないという偏った食習慣だったと言われている。
スティーブ・ジョブズがなぜ加工食品を食べないのかが分かった。自分の味覚を疑ってしまうからだ。だから、自然由来の、自分の知っている味のものしか食べたくなかったのではないか。
頭の中がとても創造的になる。文章を書く時も支障に感じることは特になく、完璧に表現できる。
全てがゆっくりに感じるので、まるでドミノを丁寧に置くことができるように、言葉を丁寧に扱おうと思える。
言葉の大事さが分かる。言葉を一字一句、使い分けることの大切さに気付く。
昔の人が言葉の意味を定義して、また新たに微妙に意味が違った言葉を考える理由がわかった。
8:40 心拍数が少し上がってることに気付いたので、あまり興奮し過ぎないように深呼吸した。
サバ缶の嫌な香りが鮮明に自分の喉から上がってくる。また、喉に何か引っかかってるような感覚がずっと残ってる。
〜〜〜この辺からは映画の視聴に集中することにしました〜〜〜
観た映画は『インターステラー』『ゼロ・グラビティ』『トップガン マーベリック』。
こんな記録を書いてる時間も馬鹿ばかしく思えてくる。宇宙旅行してる時間を無駄にしたくないのと同じ。
人類が地球以外の重力を求めた理由の一つが分かった。表現の幅を得るためだ。人間は地球以外の重力を感じたことが無かった。だから、地球以外の重力を欲しがっていた。
〜〜〜映画の視聴終わり〜〜〜
18:30 まだ少し効いてる。全身の麻酔感が切れてきて、疲れがジワジワくる。疲れが押し寄せるのは着陸に向かっている証拠だと思う。
19:50 まだ少し効いてる。
20:15 ほんのりまだ効いてる。着陸体制。地表はすぐそこ。
22:15 まだ地表から1cm浮いてる。もう文字が揺れてる感じは無い。
23:05 まだ地表から1mm浮いてる。もうほとんど効いてる感じはしない。
23:50 微かに耳鳴りがする。就寝。
体感時間が長く感じられて、この1日の間に1週間ぐらいの時間を過ごしたような感じでした。
翌朝、完全にシラフに戻りました。
バッドに入ることもなく、最高の体験になりました。
【わかったこと】
この感覚を例えるなら「宇宙旅行」が一番しっくりきます。
時間感覚がバグる。
感情の上げ下げする感覚や思考の感覚が無重力状態になる感じ。航空機を手動で操縦しているような感覚。オートパイロットがマニュアルになった感じ。
普段、無意識にやってた呼吸も自分で意識して呼吸しないといけない。
時々、呼吸するのを忘れてしまいそうになるから、落ち着くために瞑想や深呼吸も必要ですね。
また、全世界の、この感覚に共感できる人たちとの一体感が得られます。仲間たちとチーム一丸となるみたいな感じ。とても優しい気持ちになることができました。
無重力の感覚についてもう少し詳しく書くと、ジッとしてると側から見ても普通の状態と同じように思えるけど、動いた時に「重力下の人」と「無重力下の人」で動き方が違うといった感じ。
身体的なことや五感に関することを書くと、
・全身に麻酔が効いてる感じ。
・身体が少し冷たくなる。
・少しばかり汗が出る。
・視力が1.3倍ぐらい良くなる。視界の解像度が上がる。
・光がチカチカっとする。寿命が来てる蛍光灯の感じ。
・文字が揺れて動いてる。自分の書いた文字が動き出す感覚が楽しい。
・最初に飲み込んだ紙がずっと喉に残ってる感じ。
・喉が乾く。結果的に、トータルで水4リットルぐらい飲んだ。
・今までの人生で最も味覚がバグってる。
と、こんな感じですね。
勝手に笑ってしまうのは、おそらく以下のようなメカニズム。
重力が弱くなる。
↓
重力が弱いことに喜びを感じる。
↓
その喜びが3倍、4倍と増幅されて笑いになってしまう。
という感じ。
観る映画は、SFやファンタジー映画が良さそう。
映画『インターステラー』は、まさにトリップしてる人のストーリーなんだと分かりました。
セリフの一言一言それぞれがトリップの感覚を表してる。
この感覚を知ってる世界中の人と共感するのを感じました。
1D-LSDは何かに気付くもの。気付きを得ることができる。摂取した人を創造的にするもの。
創造性と感受性のIQが格段に上がる。脳がクリエイティブに、創造的になる。
「なんか今日ちょっと頭が冴えてる」なんてレベルじゃない。ワンランクどころか、ツーランク、スリーランク上を行く感じ。
前日に『サピエンス全史』を読んでいたのも影響していると思うが、人類がなぜ進化したのかが分かった。トリップのように神秘体験者がいたから、文明が発展したんだと分かる。
以上が、効いてる間に書いた記録です。
効いてる間は水分補給とトイレを何度も繰り返しました。おそらく、体内に入った物質を身体が外に出そうとするからだと思います。
摂取し終わった後は、しっかり歯を磨くべきだと思いました。舌までしっかり。口の中に残っていると、なかなか抜けないような気がします。
また、翌日は疲労感がハンパないです。
消化器官、肝臓、腎臓が弱っていて、二日酔いと同じような状態になっているのだと思います。食事などに注意した方がいいですね。
砂糖、揚げ物、アルコールはNG。日頃からコレステロール値を過度に高くしないことも重要。
私はシジミの味噌汁を飲みました。
【余談】
Google検索でLSDについて調べてみると、「LSDは脳を子どもの頃の状態にする」という記事を見つけました。
『Proceedings of the National Academy of Sciences』に発表された研究論文
脳の活動領域
要するに、「子供の頃は脳は全体的に働いているが、大人になると脳が区分化される。必要に応じて一部の領域だけを使うようになる」ということでしょうか。
おそらく、脳を区分化しないと、脳の働きに身体が追いつかなくなってしまって、身体への負担が大きくなり、長生きできなくなるからだと思いました。
LSDは、その区分化を一時的に外し、子供の頃のような自由な発想を可能にしてくれるのかもしれません。
